日ごとの聖書(5月21日)

本日の通読箇所「使徒言行録26:19~23」

つまり私は、メシアが苦しみを受け、また、死者の中から最初に復活して、民にも異邦人にも光を語り告げることになると述べたのです。

(使徒言行録26章23節)

パウロはアグリッパ王に対し、自分は「天からの啓示」に背かず、宣教してきたと語ります。天からの啓示とは、「あなたをこの民と異邦人の中から救い出し、彼らのもとに遣わす」というものでした。

神さまはわたしたちを、それぞれの場所に遣わされます。でもそれが本当に神さまの導きなのか、不安なときもあります。それでも、「蒔かれた場所で咲こうとする」ことが大切なのでしょう。

パウロはアグリッパ王に、すべて語り終えました。その内容は命乞いではなく、神さまの恵みを証しするものでした。自分の身の危険も顧みずに福音を伝えるこの姿に、少しでも学ぶことができればと思います。