日ごとの聖書(1月16日)

本日の通読箇所「使徒言行録4:1~4」

ペトロとヨハネが民衆に話をしていると、祭司たち、神殿守衛長、サドカイ派の人々が近づいて来た。

(使徒言行録4章1節)

サドカイ派は祭司を中心とした裕福な人たちでした。彼らはモーセ五書(創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)のみを聖典としていました。そのためダニエル書などに出てくる「死者の復活」などは、認めていませんでした。

ペトロとヨハネは民衆に、イエス様が死者の中から復活したということを宣べ伝えていました。その教えは、自分たちが信じていることとは異なっていたため、彼らを捕らえ、留置場に入れたのです。

わたしたちも自分とは違う考えを耳にしたときに、戸惑うことがあります。しかし違うからといって、SNSで批判したりその考えを封じ込めたりするのはどうなのでしょう。ペトロの言葉は押さえつけられていきますが、信じる人はますます増えていきます。