日ごとの聖書(2月 1日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書9:35~10:4」

また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。

(マタイによる福音書9章36節)

イエス様は福音(グッドニュース)を伝え、病気や患いをいやされました。人々に希望を与え、そして目の前の苦難を取り除かれたのです。しかしそれができるのは、イエス様が直接関わった人たちに対してだけでした。

イエス様はそこで、働き手を送ってもらうように弟子たちに祈るよう、求めます。羊には羊飼いが必要だからです。

聖書にはその後に、12人の弟子が選ばれたことが書かれています。それから2000年経った今も、わたしたちは「キリストの祭司職」(祈祷書282頁、洗礼堅信式式文より)としてイエス様の働きに参与しています。その根底には、イエス様が群衆を深く憐れまれたという思いがあるのです。