本日の通読箇所「創世記19:1~5」
しかし、ロトがぜひにと勧めたので、彼らはロトの所に立ち寄ることにし、彼の家を訪ねた。ロトは、酵母を入れないパンを焼いて食事を供し、彼らをもてなした。
(創世記19章3節)
アブラハムの元に来た人は三人でしたが、そのうち二人がソドムに行きました。彼らは御使いであると、今日の箇所には書かれています。彼らはソドムの町の門に座っていました。正しい者が何人いるのか、数えているのでしょうか。
ロトは二人を見て、もてなしたいと願います。最初は断っていた御使いたちも、その言葉に促されてロトの家に入ります。そこに町の男たちが押しかけ、「客人を出せ。なぶりものにしてやるから(新しい聖書では『連中を知りたいものだ』)」とわめきたてます。
「知る」という言葉には、性的な含意があります。そのためこの場面は、男性同性愛のことを指していると解釈されてきました。一方で客人の性別は明らかにされておらず、そこまで限定するのはどうか、という見方もあります。