日ごとの聖書(6月29日)

本日の通読箇所「創世記45:1~8」

しかし、今は、わたしをここへ売ったことを悔やんだり、責め合ったりする必要はありません。命を救うために、神がわたしをあなたたちより先にお遣わしになったのです。

(創世記45章5節)

ヨセフはユダの嘆願を聞き、自分を抑えきれなくなりました。そして自分の周りにいた人(執事たち)を外に出し、ついに兄弟たちに身を明かします。突然声を上げて泣き出したヨセフを、兄弟たちはどのような目で見たのでしょうか。

ヨセフは自分の名を告げた後、「お父さんはまだ生きておられますか」と問います。エジプトの責任者として社交辞令のように聞いた前回の問いとは違い、今回は家族として親身に尋ねています。

そしてヨセフは、すべてのことは神さまのご計画であると断言します。夢によって兄たちに疎まれ、エジプトに売られたこと。夢によってファラオに取り立てられ、エジプトの責任者となったこと。そして今、ついにヨセフと兄弟は再開したのです。