日ごとの聖書(1月24日)

本日の通読箇所「使徒言行録5:17~26」

「牢にはしっかり鍵がかかっていたうえに、戸の前には番兵が立っていました。ところが、開けてみると、中にはだれもいませんでした。」

(使徒言行録5章23節)

「出る杭は打たれる」と言います。ペトロたちの行動は、大祭司とその仲間たちに妬みを引き起こさせました。自分たちにはペトロのような癒しの力が与えられていないし、民衆もペトロたちを称賛しているからです。

その事実を受け入れることが出来ず、彼らは使徒たちを捕らえて牢に入れてしまいます。自分が足りないことを認められずに、自分より優れた人を攻撃してしまう。そのような妬みの心は、わたしたちにもあります。

神さまは主の天使に命じ、牢の戸を開けて使徒たちを外に連れ出させました。そして「命の言葉」を民衆に語るように伝えます。神さまの言葉は、多少の抵抗などでは遮ることなどできないのです。