日ごとの聖書(8月 17日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書11:24~28」

イエスがこれらのことを話しておられると、ある女が群衆の中から声高らかに言った。「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」

(ルカによる福音書11章27節)

クリスマスを迎える前、アドベントに入ると、こういう話を子どもたちにすることがあります。「さあもうすぐクリスマス、イエス様がみんなのお心にも来てくださいますよ。それまでにお心をきれいに掃除しましょうね」。

ところが今日のイエス様の言葉を聞くと、下手に心をきれいにすると悪霊がどんどん入って来てしまうような、間違った印象を受けてしまいます。ただ単に心を清めるのではなく、心を神さまに委ねていくことが大切なのです。

そして一人の女性が声を張り上げ、イエス様の母マリアをほめました。イエス様を育て上げたことが素晴らしいというのでしょうか。しかしイエス様は、神の家族とは神の言葉に聞き、それを守る人たちだと言われます。ではわたしたちはどうでしょう。聞き、守っていますか。