日ごとの聖書(3月 14日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書21:1~11」

言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。」

(マタイによる福音書21章2節)

いよいよイエス様がエルサレムに入られます。当時のエルサレムには神殿があり、ユダヤの中心地でした。イエス様がエルサレムに入場する姿を、人々は「王の凱旋」と捉えていたことでしょう。

しかしエルサレムに入るのにイエス様が選んだ乗り物は、子ろばでした。屈強で見た目も美しい馬ではなく、小さな子ろばでした。

イエス様は力で悪を押さえつけるのではなく、ご自身の血をもって人々を救うために来られました。子ろばの背に乗っても、イエス様の足は地面についていたかもしれません。子ろばの力だけではイエス様を支えることはできなかったかもしれません。でもそれでよかったのです。