日ごとの聖書(1月 9日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書4:12~17」

そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。

(マタイによる福音書4章13節)

イエス様は活動の場所として、ガリラヤ湖畔にある町カファルナウムを選ばれました。多くの人々が漁で生計を立てる、そのような場所でした。

多くの人に手っ取り早く福音を宣べ伝えるなら、大勢の人が暮らし、政治や宗教の中心であったエルサレムの方がよかったでしょう。しかしイエス様はそのような場所を選ばれませんでした。

イエス様は人々の生活の場に行かれたのです。人々の喜びや楽しみ、悲しみや苦しみ、涙や痛みを共に担うことが、イエス様の宣教だったのです。