日ごとの聖書(2月16日)

本日の通読箇所「使徒言行録9:19~25」

しかし、サウロはますます力を得て、イエスがメシアであることを論証し、ダマスコに住んでいるユダヤ人をうろたえさせた。

(使徒言行録9章22節)

回心したサウロは、イエス様の福音を告げ知らせる者となりました。聖書の用語でもある「回心」とは、180度心を入れ替えることです。これまでイエス様を否定し迫害していた彼が、イエス様こそ神の子であると宣べ伝えていくのです。

心を改める、いわゆる「改心」とは違うダイナミックな生き方の転換を、サウロはおこないました。このような「回心」を、聖書はわたしたち一人ひとりにも求めていることを覚えましょう。

サウロの変化に、周りの人たちは驚きました。それも無理はないでしょう。少し前まで迫害の先頭に立っていたのです。そこに神さまの導きを見出すことができれば良かったのですが、彼らはサウロを殺そうとします。