本日の通読箇所「詩編37:32~40」
主は彼を助け、逃れさせてくださる 主に逆らう者から逃れさせてくださる。主を避けどころとする人を、主は救ってくださる。
(詩編37編40節)
詩編37編は、40節で終わります。ヘブライ語のアルファベットは22文字ですから、「アルファベットによる詩」としては計算があいません。二つの節をまとめた20の段落の最初を、20の文字で書いているようです。つまり2文字は使わなかったということです。
「いろは歌」や「カルタ」においても、「ん」などどうやって使ったらいいのか悩む文字もあります。詩編でも教育が第一目標でしたので、細かいところは気にしなかったのかもしれません。
そして最終の39~40節には、信仰を避けどころとすればよいという、大きな慰めが与えられます。そこに逃れた人を、主は救ってくれるのです。わたしたちが自ら戦い、勝利する必要はありません。




