日ごとの聖書(10月12日)

本日の通読箇所「詩編115:1~8」

国々の偶像は金銀にすぎず 人間の手が造ったもの。

(詩編115編4節)

「まことの神、主に対する信頼と賛美」:異教の神々を信仰する人々に取り囲まれた会衆のための詩です。旧約聖書では「偶像」を忌み嫌います。十戒の中にも、「あなたは自分のために、偶像を造ってはならない」という戒めがあります。

4~8節では、偶像は所詮人間の造ったものであるから、何もできない。だから神さまにのみ寄り頼みなさいと命じます。そうではなくあなたがたの神に願い、嘆き、そして信頼しなさいと促すのです。

聖歌557番は頌栄としてよく用いられます。「父 み子 聖霊 ひとつの神 ときわにたえせず み栄えあれ み栄えあれ アーメン」。わたしが学生の時は「父み子みたまのおおみかみに~」でしたが、神さまを賛美し、神さまに信頼を置くことが大切なのです。