本日の通読箇所「マタイによる福音書18:21~35」
イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。
(マタイによる福音書18章22節)
「仏の顔も三度」ということわざがあります。これは、「どんなに穏やかな人でも、面と向かって顔をなでるような失礼なことを三度も繰り返されては怒りだす」という意味です。ところがイエス様は、7の70倍(無限にという意味)赦せと命じられます。
その先に出てくるたとえは、わたしたちと神さまとのことです。わたしたちは神さまから1万タラントン(日本円で6000億円!)の借金を帳消しにしてもらいました。それは神さまがわたしたちを「憐れに」思ったからです。
ところがわたしたちは100デナリオン(日本円で100万円)を貸している人を赦すことができません。確かに100万円は高額です。しかし6000億円に比べたらどうでしょうか。わたしたちは神さまから大きな愛を受けています。その愛に気付きましょう。