本日の通読箇所「使徒言行録6:1~7」
それで、兄弟たち、あなたがたの中から、“霊”と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。彼らにその仕事を任せよう。
(使徒言行録6章3節)
すべてのものを分かち合っていた初代教会でも、トラブルは起こっていました。それは日々の分配に不公平が生じているということです。どうやら話す言語によって、グループが形成されていたようです。
わたしたちの教会の中でも、同じようなことが起こりうるのかもしれません。「すべてを平等に」というのは、極めて難しいことです。しかし彼らは、ステファノを含む七人にその大役を任せます。
彼らの役割は、聖公会の中の「執事」にあたるものです。彼らの働きによって、弟子の数は増え、祭司も大勢仲間に加わっていったそうです。わたしたちも「執事」の働きを、もう一度見直す必要があるのかもしれません。