日ごとの聖書(4月 13日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書27:32~44」

そこを通りかかった人々は、頭を振りながらイエスをののしって、言った。「神殿を打ち倒し、三日で建てる者、神の子なら、自分を救ってみろ。そして十字架から降りて来い。」

(マタイによる福音書章39~40節)

「十字架の道行き」をご存じでしょうか。カトリックの教会で大切にされ、修道院や黙想の家などに設けられていることもあります。奈良基督教会でも、2018年に井田司祭が祈りと黙想の時間をもたれました。

十字架の道行きの中で、十字架を担ぐイエス様は何度も倒れます。そしてイエス様の代わりに、たまたま通りかかったキレネ人のシモンが十字架を担ぐことになります。

聖書ではイエス様が倒れたとは書かれていません。しかしご自分を支える十字架は大変重たく、肩にずっしりと食い込んでいたことでしょう。できることならその重荷を共に担いたい、心からそう思います。