日ごとの聖書(8月23日)

本日の通読箇所「出エジプト記10:21~29」

モーセは答えた。「よくぞ仰せになりました。二度とお会いしようとは思いません。」

(出エジプト記10章29節)

第九の災いは、「暗闇の災い」です。直接の被害がない分、地味にも思えますが、三日間の真っ暗闇は想像もできないほど恐ろしいものでしょう。お互いの顔を見ることができないばかりか、立ち上がることさえできないのです。

わたしたちは、暗闇に慣れていません。夜中じゅう街灯は光り、24時間営業のコンビニがあり、「真の暗闇」を経験することはあまりありません。もし3日間の暗闇が襲ってきたら、大パニックになるでしょう。

ファラオはモーセたちに、「行け」と言いますが、羊と牛は残すようにと言います。しかしモーセは、家畜も連れて行くのだと言います。いけにえが必要だからです。交渉は決裂しました。モーセはファラオの前から出て行きました。