日ごとの聖書(11月22日)

本日の通読箇所「出エジプト記31:16~18」

主はシナイ山でモーセと語り終えられたとき、二枚の掟の板、すなわち、神の指で記された石の板をモーセにお授けになった。

(出エジプト記31章18節)

神さまは20章から語り続けて来られた掟を、2枚の板に書き記してモーセに授けました。ここに何が書かれたのでしょうか。最初の十戒だけでしょうか。それとも米粒に書かれた文字のような小さな字で、すべての掟が書かれたのでしょうか。

様々な絵画を見ると、最初の十戒だけが記されたと考えられてきたようです。また十戒も、最初の5つは1枚目、後半の5つは2枚目に書かれたというように、考えられてもきました。

ここで覚えておきたいのは、「神の指で記された」という事実です。どういう感じで書かれたのかは分かりませんが、「神さまが直接記された」ということが重要です。神さまはモーセに、ご自分の思いを手渡されたのです。