本日の通読箇所「創世記20:1~7」
アブラハムは妻サラのことを、「これはわたしの妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは使いをやってサラを召し入れた。
(創世記20章2節)
確か同じような話があったはずだと思ったあなた、正解です。アブラハム(当時アブラム)は創世記12章10~20節でエジプトに入るとき、妻のサラ(当時サライ)を自分の妹だと言っていました。今回と同じです。
そのときはファラオによって宮廷に召し入れられましたが、今回はゲラルの王アビメレクに召し入れられます。このときサラは90歳近くになっているはずですが、かなり魅力のある女性だったのでしょう。
アビメレク王は夢の中で、「あなたは死ぬことになる」と神さまに告げられます。前出のファラオには、実際に災いが下っていました。偽りを告げて混乱させたのはアブラハムなのですが、彼には何の咎めもないようです。