日ごとの聖書(8月14日)

本日の通読箇所「出エジプト記7:14~25」

主はこう言われた。『このことによって、あなたは、わたしが主であることを知る』と。見よ、わたしの手にある杖でナイル川の水を打つと、水は血に変わる。

(出エジプト記7章17節)

ここから「10の災い」が始まります。最初は「血の災い」です。アロンが杖でナイル川の水を打つと、その水は血に変わってしまうという災いです。その結果、川の魚たちは死に、悪臭が辺りを襲います。

エジプトの人たちはナイル川の水が飲めなくなってしまいます。人間の生活にとって、水は大変重要なものです。しかしファラオは、エジプトの魔術師も同じことができるのを見て、心を頑迷(かたくな)にしました。

エジプトの魔術師も水を血に変えることができるのなら、彼らは逆に血を水に戻したらいいのにと思ってしまいました。人々は井戸を掘って、しのごうとします。ほとんどの人たちには何の罪もないのに、気の毒です。