日ごとの聖書(8月8日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙15:22~29」

こういうわけで、あなたがたのところに何度も行こうと思いながら、妨げられてきました。

(ローマの信徒への手紙15章22節)

パウロのローマ行きは、何度も妨げられていたようです。ローマは当時の世界の中心地でした。そのためパウロのような「新しい教え」を伝えているようなややこしい人物は、来させないようにしていたのかもしれません。

パウロは61年から2年間、ローマで軟禁状態にあったことが使徒言行録には書かれています。それがパウロにとって、念願のローマ行きとなりました。監禁ではなかったので、比較的自由に人に会えたようです。

ただここに書かれているイスパニア(スペイン)に行ったかどうかはわかりません。それよりもエルサレム教会に献金を届けに行くことを優先したのかもしれません。その行動は今となってはわかりませんが、パウロは神さまのみ心に従って歩んでいったのです。