日ごとの聖書(8月5日)

本日の通読箇所「出エジプト記4:24~31」

主は彼を放された。彼女は、そのとき、割礼のゆえに「血の花婿」と言ったのである。

(出エジプト記4章26節)

24~26節に突然、神さまがモーセを殺そうとする物語が出てきます。この記事が一体何を意味しているのか、昔から様々な議論がなされてきましたが、結論は出ていません。モーセが神さまに対して、何か悪いことをしたのでしょうか。

昔、エジプト人を殺したからでしょうか。何度もエジプトに行くことを拒否したからでしょうか。その真相はわかりませんが、ツィポラの(謎の)行為によってモーセが許されたことだけは事実のようです。

モーセはアロンと出会い、言葉としるしを告げました。アロンにも神さまはモーセに会うように語り掛けているので、話の内容を信じることは難しくなかったでしょう。さらにアロンの言葉としるしによって、民も信じます。さすが年長者、口達者というところでしょう。