日ごとの聖書(2月10日)

本日の通読箇所「創世記11:5~9」

こういうわけで、この町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである。

(創世記11章9節)

「高い塔を建てて名を上げよう」という人間の思いは、神さまによって打ち砕かれました。「人間が無謀にも神さまに並び立とうとした」物語は、わたしたちに大きなインパクトと教訓を与えてくれます。

言葉によって相手に自分の思っていることが伝わらなければ、一緒に物事を進めることができません。逆に言えばわたしたち人間は、お互いに関わり合い、助け合いながらでないと生きていけないということを伝えているのかもしれません。

また「自分たちは神さまより偉大だ」と考えてしまう傲慢さも、神さまは否定されます。科学の発達などで、目に見えないものは信じられないという人もいますが、神さまの前に謙虚になって、目に見えないものに目を向ける気持ちも必要なのではないでしょうか。