日ごとの聖書(8月4日)

本日の通読箇所「出エジプト記4:18~23」

主はモーセに言われた。「エジプトに帰ったら、わたしがあなたの手に授けたすべての奇跡を、心してファラオの前で行うがよい。しかし、わたしが彼の心をかたくなにするので、王は民を去らせないであろう。

(出エジプト記4章21節)

ついにモーセはエジプトに行き、イスラエルの民を導くことを決心しました。ただししゅうとのエトロには、本当の理由は明かしていません。言うと、止められるからでしょうか。

モーセは妻と子どもたちと共に、エジプトに向かいました。そのときに神さまがモーセに告げた言葉は、不思議なものでした。「わたしが彼の心をかたくなにするので、王は民を去らせない」。

逆だったらよくわかります。ファラオの夢を通して神さまがメッセージを送り、平和のうちにイスラエルの民を去らせることもできるのではないでしょうか。しかし神さまはモーセに、このようにまで言わせます。「わたしはお前の子、お前の長子を殺すであろう」と。