日ごとの聖書(5月4日)

本日の通読箇所「創世記31:33~42」

ヤコブは怒ってラバンを責め、言い返した。「わたしに何の背反、何の罪があって、わたしの後を追って来られたのですか。」

(創世記31章36節)

「知らない」ということは、恐ろしいことです。ヤコブはラケルがテラフィムを盗んでいたことを知りませんでした。もし知っていたら、このときヤコブはどのような対応をしていたでしょうか。

ラケルはラバンに「自分は月のものがあるので立てません」と言い、危機を脱します。血は汚れているとされていたので、ラバンは彼女が座っているところに近づけなかったのです。

ラケルの言葉の真偽はわかりません。しかし彼女が窮地を乗り切ったことで、ラバンとヤコブの力関係が一変しました。ヤコブはラバンを責めたてます。本当に、知らないということは恐ろしいことです。