本日の通読箇所「創世記31:22~32」
ラバンはヤコブに言った。「一体何ということをしたのか。わたしを欺き、しかも娘たちを戦争の捕虜のように駆り立てて行くとは。」
(創世記31章26節)
ヤコブたちが逃げたことを知って、ラバンは急いで追いかけます。それはヤコブが逃亡してから三日目のことです。ラバンは怒りに震えていたのでしょう。七日目に追いつきます。すごい執念です。
ラバンはきっと手荒なことをしてでも、娘や孫や財産を取り戻したかったのでしょう。しかしそれを見越した神さまは、ラバンに夢の中で釘を刺します。
ラバンが血相を変えて追跡したことには、もう一つ理由がありました。それは「わたしの守り神(テラフィム)」が無くなっていたからです。彼は財産だけでなく「神々の守り」までも奪うのか!とヤコブに対して怒りをぶつけるのです。