本日の通読箇所「詩編53編」
それゆえにこそ、大いに恐れるがよい かつて、恐れたこともなかった者よ。あなたに対して陣を敷いた者の骨を 神はまき散らされた。神は彼らを退けられ、あなたは彼らを辱めた。
(詩編53編6節)
「神を信じない輩」:この詩編は第14編とほぼ同じ内容になっています。ただし6節の描写は、この53編に特有なものになっています。6節には特に、神さまの恐ろしさが描かれます。
もし神さまがその恐ろしさを前面に出していたとしたら、わたしたちはどのように生きていくことができるのでしょうか。いつ怒鳴られるのかも分からない状態でドキドキしながら毎日を過ごす。これはとても窮屈に感じます。
詩編の作者は書きます。「だれもかれも背き去った。皆ともに、汚れている。善を行う者はいない。ひとりもいない」と。だからこそ、イエス様の十字架による贖いが、わたしたちには必要なのです。