日ごとの聖書(5月16日)

本日の通読箇所「使徒言行録25:23~27」

しかし、彼が死罪に相当するようなことは何もしていないということが、わたしには分かりました。ところが、この者自身が皇帝陛下に上訴したので、護送することに決定しました。

(使徒言行録25章25節)

アグリッパ王とベルニケ、そして大隊長や町の有力者たちが謁見の間に来ました。そこにパウロは引き出されます。フェストゥスにはローマの市民権を持つパウロを裁きたくない気持ちと、ユダヤ人たちを怒らせたくないという両方の思いがありました。

パウロが上訴しているのでそのままローマに身柄を移せばいいのですが、罪状がはっきりしていません。かといって無罪だから放免、というわけにもいきません。そこでフェリクスはアグリッパ王に判断させようとするのです。

自分で判断できないことを人に任せるということは、わたしたちにもあります。しかし自分の保身を第一に考えて他の人の意見を利用するのは、どうなのでしょうか。巻き込まれる人がかわいそうです。