本日の通読箇所「使徒言行録20:32~35」
ご存じのとおり、わたしはこの手で、わたし自身の生活のためにも、共にいた人々のためにも働いたのです。
(使徒言行録20章34節)
パウロはエフェソの長老たちを、神とその恵みの言葉とに委ねます。恵みの言葉とは、イエス様のことを指しているのかもしれません。「初めに言があった」から始まるヨハネ福音書を思い起こします。
そしてパウロは、「受けるよりは与えるほうが幸いである」というイエス様の言葉を引用します。たとえばクリスマスや誕生日に、誰かのためにプレゼントを用意したがあると思います。
サプライズでもらうのも、確かにうれしいことです。しかし「何がいいかな」と考えた末に選んだプレゼントが喜ばれたら、その喜びは大きなものになります。それが神さまの福音、「グッドニュース」であれば、なおさらなのではないでしょうか。