日ごとの聖書(5月 10日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書6:7~13」

十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。

(マルコによる福音書6章12節)

イエス様は12人を二人ずつ一組にして、周りの村に派遣します。何故二人一組だったのでしょう。旅には大きな危険が伴っていたからか。またユダヤでは裁判の証言には、二人または三人が必要だったので、宣教にも最低二人は必要だったと考える人もいます。

彼らは杖(野獣を退治)と履物(蛇や砂の熱さから足を守る)は持って行ってもよいと言われました。マタイやルカではそれすらも持って行くなと言われています。ただ大事なのは、「すべては神さまに委ねなさい」ということです。

彼らが受け入れられなかったときも、呪ったり裁いたりするようにとは言われませんでした。そこも神さまにお任せするのです。この「宣教」は、2000年経った今でも続けられているのです。