日ごとの聖書(5月 11日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書6:14~29」

王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。

(マルコによる福音書6章26節)

今日の箇所には三人の人物が登場します。ヘロデとへロディア、そしてへロディアの娘です。彼らによって、洗礼者ヨハネは殺害されました。彼らがおこなったことを通して、自分自身を振り返りたいと思います。

あなたはヘロデのように、自分が人からどう思われるのかを気にして、大切なものを裏切ってはいないでしょうか。あなたはへロディアのように、自分の弱さを暴かれることを好まず、何としてでも隠し通したいと思ってはいないでしょうか。

あなたはへロディアの娘のように、悪いことだと知っていながら自分には責任がないかのように、物事をおこなってはいないでしょうか。それぞれの立場に立って、考えてみたいと思います。