日ごとの聖書(5月12日)

本日の通読箇所「創世記33:5~7」

次に、レアが子供たちと共に進み出てひれ伏し、最後に、ヨセフとラケルが進み出てひれ伏した。

(創世記33章7節)

感動の再開を果たしたヤコブとエサウ、ヤコブの逃亡からすでに20年が経過していたとはいえ、エサウは心からヤコブを許していたのでしょうか。ヤコブが逃げ出した時、エサウは少なくとも40歳を超えていました。

ということは、ヤコブが会いに来たとき、エサウはすでに60歳を過ぎていたわけです。しかし60歳になれば誰もが人間的に丸くなり、何でも許せるかというとそうではありません。周りを見たら、よくわかります。

そのこともあってか、ヤコブは慎重にことを運びます。「あなたの僕であるわたしに」というヤコブの言葉は少しこそばゆいものですが、エサウは決して悪い気はしなかったでしょう。また、ヤコブから敵対心も感じられなかったと思います。