日ごとの聖書(9月12日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一9:1~10」

あるいは、わたしとバルナバだけには、生活の資を得るための仕事をしなくてもよいという権利がないのですか。

(コリントの信徒への手紙一9章6節)

パウロやバルナバは異邦人伝道をしていました。それに対してイエス様の兄弟ヤコブやケファ(ペトロ)はエルサレム教会で働いていました。エルサレム教会では、「使徒」の働きを金銭的に信者が支えていたようです。

しかしパウロは、自分も使徒であるにもかかわらず、そのような援助がないことを不満に思っていたようです。ただパウロが使徒であるということすら、疑問を持たれていたようですが。

「牧師も自分で稼いだらどうだ」と主張する声を聞くことがあります。現在の教会では、幼稚園の園長や学校のチャプレンを兼務することも多くあります。しかし本来は、いつも神さまと地域の人たちに心を傾けることが必要なのかもしれません。