日ごとの聖書(11月16日)

本日の通読箇所「出エジプト記30:11~16」

あなたがイスラエルの人々の人口を調査して、彼らを登録させるとき、登録に際して、各自は命の代償を主に支払わねばならない。登録することによって彼らに災いがふりかからぬためである。

(出エジプト記30章12節)

古代イスラエルにおいて、人口調査は災いをもたらすことだったようです。人口を調べるということは、兵士の数を調べることと同じ意味です。それはすなわち、神さまの力を全面的に信頼していないことにもつながるのです。

この命の代償(贖い金)は、1人につき半シェケルです。イスラエルの人たちはこのお金を支払うことにより、神さまからの災いを逃れることになります。「賠償金」のようなものです。

そしてこの金額は、貧しい人も富める人もみな等しく、変わらないというところに大きな特徴があります。これは、神さまの前にはみな平等であることを示しているのです。