本日の通読箇所「使徒言行録21:1~6」
わたしたちは弟子たちを探し出して、そこに七日間泊まった。彼らは“霊”に動かされ、エルサレムへ行かないようにと、パウロに繰り返して言った。
(使徒言行録21章4節)
パウロはエフェソを離れ、エルサレムに向かって進みます。1~3節には多くの地名が出てきます。聖書の巻末にある聖書地図(ついていない聖書もあります)をたどっていくと、いかに大変な船旅だったかがわかります。
ティルスに7日間滞在しているパウロに対し、そこにいた弟子たちはエルサレムに行かないように繰り返し言います。彼らは自分の思いを言っているのではなく、霊に促されて語っていました。
パウロはその言葉に反して、旅を続けます。一見すると、パウロは霊の導きに逆らっているようにも思えます。それとも霊はパウロに、これから進む道は険しいということを伝えようとしたのでしょうか。