本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙15:30~33」
兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストによって、また、“霊”が与えてくださる愛によってお願いします。どうか、わたしのために、わたしと一緒に神に熱心に祈ってください、
(ローマの信徒への手紙15章30節)
誰かのために祈ること。キリスト教に限らず、わたしたちは誰かのことを思い、お祈りやお願いをすることがあります。聖公会の教会では「代祷」という時間が設けられ、様々な事柄を祈ります。
教会のため、関連施設のため、信徒さんの記念日(誕生日や逝去記念など)のため、また世界で起こっている争いの終結や自然災害によって苦しんでいる人のためなど、それに個人的に心にあるお祈りと合わせて、わたしたちは祈り続けます。
パウロはそして、「わたしのために神に熱心に祈ってください」と願います。具体的に祈りの内容を示し、祈りを求めるのです。誰かのために祈る、そしていつも誰かに祈られていることを覚える。そのような祈りあう教会でありたいものです。