日ごとの聖書(8月7日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙15:14~21」

そこでわたしは、神のために働くことをキリスト・イエスによって誇りに思っています。

(ローマの信徒への手紙15章17節)

このローマの信徒への手紙は、パウロがローマを訪問する前に書かれたものです。コリントやエフェソ、ガラテヤなどに対する手紙は、実際にパウロが訪問してできた共同体に対しての勧告や指導でした。

ローマにもキリスト者はいましたが、パウロがローマで直接導いたわけではありません。パウロはその人たちに福音を伝えるために、この手紙を書きました。会ったことのない人への手紙です。もしかしたら傷つけることも書いてしまったかもしれません。

それでもパウロは、自分が神さまから委ねられた使命を信じ、語り続けます。わたしたちも「まだ見ぬ人たちに」、神さまの愛を伝えていくことが大切なのです。イエス様を知らない人にこそ、福音を伝えていきましょう。