日ごとの聖書(8月31日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一5:9~13」

外部の人々を裁くことは、わたしの務めでしょうか。内部の人々をこそ、あなたがたは裁くべきではありませんか。

(コリントの信徒への手紙一5章12節)

パウロはコリントの信徒に向けて、聖書には載せられていない手紙も送っていたようです。そしてその中には、誤解を生む表現もあったようです。それは、「みだらな者と交際してはならない」というものです。

その手紙を受け取って、コリントの人たちは教会の外にいる「みだらな者」と関わらないようにしました。ファリサイ派の人たちが、「汚れた人」と決して関わらなかったのと同じことのように思えます。

教会は外の人たちを裁くべきではない、それは神さまがなさることだというのが、パウロの主張です。イエス様がなさったように、わたしたちも教会の外にいる人たちと共に歩んでいきましょう。