日ごとの聖書(2月25日)

本日の通読箇所「使徒言行録10:44~48」

割礼を受けている信者で、ペトロと一緒に来た人は皆、聖霊の賜物が異邦人の上にも注がれるのを見て、大いに驚いた。

(使徒言行録10章45節)

使徒言行録8章14~17節には、フィリポが洗礼を授けたサマリアの人たちにペトロとヨハネが聖霊を降らせた記事が載せられています。今日の箇所は、どうもそのときとは逆になっているようです。

み言葉を聞く中で、聖霊が一同の上に降りました。その中には、異邦人であるコルネリウスも含まれていたのです。洗礼を受けていない、しかも異邦人の彼の上にも聖霊が降ったのは、人々にとって驚きでした。

神さまの恵みは、人間の思いをはるかに超えて驚くべき形であらわされます。わたしたちにも、どうしてこのようなことになるのかわからないといった経験があると思います。しかし神さまの目から見たら、すべて決められていたことなのかもしれません。