日ごとの聖書(4月15日)

本日の通読箇所「創世記27:5~17」

母は言った。「わたしの子よ。そのときにはお母さんがその呪いを引き受けます。ただ、わたしの言うとおりに、行って取って来なさい。」

(創世記27章13節)

25章28節には、このように書いてありました。「イサクはエサウを愛した。狩りの獲物が好物だったからである。しかし、リベカはヤコブを愛した」。このことが、悲劇を招きます。

リベカはエサウを祝福しようとイサクが話しているのを聞きます。リベカはそれを聞いて、「いや、ヤコブが祝福されるべきだ」と思ったのでしょう。リベカはイサクをだまして祝福を受けるように、ヤコブを説得します。

リベカはヤコブにエサウの着物を着せ、子山羊の皮をヤコブの腕と首の滑らかなところにつけます。この徹底ぶりは、どうしてもヤコブに祝福を与えたいという強い気持ちからくるものです。長子の権利を軽んじたエサウとの違いが、浮き彫りになります。