日ごとの聖書(5月8日)

本日の通読箇所「使徒言行録23:31~35」

「お前を告発する者たちが到着してから、尋問することにする」と言った。そして、ヘロデの官邸にパウロを留置しておくように命じた。

(使徒言行録23章35節)

パウロはエルサレムからカイサリアに連行されました。彼を連行したのは、ローマ兵です。そして総督フェリクスに引き渡され、ヘロデの官邸に留置されました。パウロの身の安全は、一旦保障されました。

ユダヤ人の手からパウロを守ったのは、ローマ兵だったということになります。考えてみると、奇妙な話です。ローマの市民権を持っているから、パウロは守られたのでしょうか。それもあると思います。

しかしそれ以上に、神さまの導きを感じます。わたしたちにも「思いがけず」良いことが起こったり、「思いがけず」意図しなかった道に進んでしまったりということが、あると思います。その背後には、神さまの導きがあるのです。