日ごとの聖書(11月19日)

本日の通読箇所「出エジプト記30:34~38」

その一部を細かく砕いて粉末にし、粉末の一部を、臨在の幕屋の中の掟の箱の前に置く。わたしはそこであなたに会う。これはあなたたちにとって神聖なものである。

(出エジプト記30章36節)

続いて香です。香についても作り方が定められ、それと同じものを自分のために作ってはならないと警告されるところは油と同様です。香は気分を高揚させる作用があります。トランス状態にもなったのかもしれません。

現在の教会でも、香がたかれることがあります。海外の教会で、大きな香炉が上からぶら下げられ、それが揺れるたびに「ブワッ」と煙が出ている場面を見たことがあります。何とダイナミックなのだと驚いた記憶があります。

中世の教会では、「匂い消し」も大きな役目だったようです。毎日お風呂に入る習慣もなく、会衆の匂いを緩和するために振られていたそうです。現在の教会では「清める」ことが目的ですが。