日ごとの聖書(3月24日)

本日の通読箇所「使徒言行録16:16~18」

わたしたちは、祈りの場所に行く途中、占いの霊に取りつかれている女奴隷に出会った。この女は、占いをして主人たちに多くの利益を得させていた。

(使徒言行録16章16節)

聖書には悪霊や汚れた霊などが出てきますが、ここに登場するのは「占いの霊」です。これはどういう霊なのでしょうか。「占いをせずにはおられない、こんなはずじゃなかったのに!」という感じでしょうか。

ただ彼女がパウロたちに対して言い続けていたことは、あながち間違いではありません。「いと高き神の僕」、「救いの道を宣べ伝えている」、この言葉自体には、何の問題もなさそうです。

問題は彼女が占いを商売にし、さらにその利益を当てにしている主人たちがいたということです。どのような形で、彼女にお金が入ったのかは書かれていません。しかしパウロは、福音宣教を使ってお金を稼ぐ彼女たちをやめさせました。