日ごとの聖書(3月 25日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書24:1~14」

民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。

(マタイによる福音書24章7節)

世界の国々で戦争や紛争が起こったり、大きな地震や災害が起きたりするたびに、「終末」が近づいたのではないかと不安になります。多くの人の愛が冷える中、わたしたちは最後まで耐え忍ぶことができるのだろうかと考えてしまいます。

この箇所を強調し、選ばれた民にならないといけないと説く教派もあります。最後まで耐え忍ぶ者だけが救われ、その他大勢は滅びるのだから、早く悔い改めなさいと。

しかしイエス様の十字架から分かるように、神さまのみ心は、わたしたちを滅ぼすのではなく生きる者とすることです。福音を全世界に宣べ伝え、すべての人と共に生きるのです。