日ごとの聖書(3月 24日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書23:29~39」

エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

(マタイによる福音書23章37節)

「蛇よ、蝮の子らよ、どうしてあなたたちは地獄の罰を免れることができようか」、イエス様の言葉はどんどん厳しくなっていきます。イエス様の怒りが、それほどまでに大きかったということでしょうか。

それもあるかもしれませんが、「何とかして救いに導きたい」という思いも感じることができます。「あなたたちも見捨てない」という思いの中で、イエス様は言葉を強くされたのかもしれません。

神さまは、「めん鳥が雛を羽の下に集めるように」、わたしたちを導こうとされています。ところが何度言っても、そこから逃げて行ってしまう。でもそのたびに「戻っておいで」と大きなみ腕を広げて待ってくださる神さまがいてくださるのです。