本日の通読箇所「創世記48:1~7」
ある人がヤコブに、「御子息のヨセフさまが、ただいまお見えになりました」と知らせると、イスラエルは力を奮い起こして、寝台の上に座った。
(創世記48章2節)
イスラエル12部族という言葉があります。イスラエル(ヤコブ)は12人の息子に嗣業の地を与え、それぞれの息子の名を土地の名前としました。しかしイスラエルの子どもの名前と部族の名前は一致しません。
部族の中にイスラエルの息子であるレビとヨセフの名前がなく、今日の箇所に出てくるマナセとエフライムというヨセフの息子二人の名前が付けられているのです。これはどういうことなのでしょう。
レビは祭司の一族でしたので、土地を持ちませんでした。またイスラエルは今日の箇所で、ヨセフの二人の子を自分の子どもにしました。このことによってイスラエルの相続地は、ルベンやシメオンなどの兄弟とヨセフの息子の名前で呼ばれることになったのです。