本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙1:28~32」
彼らは、このようなことを行う者が死に値するという神の定めを知っていながら、自分でそれを行うだけではなく、他人の同じ行為をも是認しています。
(ローマの信徒への手紙1章32節)
神さまに背いた彼らを、神さまは無価値な思いに渡されます。これはどういう意味なのでしょう。「もう知らない、好きにしたらいい」という感じなのでしょうか。その結果、人々はしてはならないことをするようになります。
パウロはここに、「悪いことリスト」をこれでもかというくらい書き記します。みなさんは人を妬むことや、陰口を叩くことはありませんか。傲慢になって思い上がることはないでしょうか。これは誰もが思い当たるリストだと思います。
つまり人間の罪というのは、わたしたち誰もが身に覚えのあるものなのです。確かに牢獄に入れられるようなことまではしていないかもしれません。しかし神さまの前に、わたしたちはみな罪人なのです。