日ごとの聖書(7月3日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙6:19~23」

罪が支払う報酬は死です。しかし、神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスによる永遠の命なのです。

(ローマの信徒への手紙6章23節)

6章の終わりに、神さまの賜物として与えられる永遠の命についての記述があります。神さまの奴隷となったわたしたちは、聖なる者となるための実を結び、永遠の命へと行きつくのです。

ただ日本語の「奴隷」という言葉に、あまりいいイメージを持てない方もおられると思います。お葬式の中でもなくなった方を「僕(しもべ)」と呼びますが、奴隷も僕も、わたしたちは良い意味で捉えることは難しいです。

しかし聖書時代の奴隷とは、債務の肩代わりとして労働をする、いわゆる職業奴隷でした。わたしたちはイエス様の十字架によって、罪を赦されました。そのことで神さまはわたしたちを奴隷として用いてくださいます。そしてその報酬は、永遠の命なのです。