日ごとの聖書(2月 24日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書14:22~36」

しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。

(マタイによる福音書14章30節)

弟子たちだけを乗せた舟が、逆風のために波に悩まされていました。そこにイエス様が湖の上を歩いて来られる物語は、マタイ以外にも、マルコ・ルカ福音書に収められています。

しかしマタイ福音書にしか書かれていない部分があります。それはイエス様の弟子の一人であるペトロが、「わたしも歩きたい」と言い、実際に湖の上を歩こうとしたというものです。彼は少し進みましたが、強い風に気づいた途端怖くなり、沈みかけました。

わたしたちもペトロのような信仰を持ちたいと思います。怖いけど水の上に一歩を踏み出す信仰。イエス様を見つめて、ゆっくりずつ進む信仰。そして強風に気づき沈みかけ、「主よ、助けてください」と叫ぶ信仰。