本日の通読箇所「ヨハネによる福音書4:43~54」
イエスは言われた。「帰りなさい。あなたの息子は生きる。」その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。
(ヨハネによる福音書4章50節)
昨日の箇所の中で、サマリアの人たちは「わたしたちは自分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分かったからです」と言いました。彼らは「聞いて」信じます。つまり耳で聞く信仰です。
それに対し、イエス様の故郷であるガリラヤの人たちは、これまでのイエス様の行動やエルサレムでなさったことを「見て」いました。「見て」からでないと信じられない信仰は、本当の信仰とは言えないのかもしれません。
息子を癒やして欲しいと願う役人は、イエス様の「帰りなさい。あなたの息子は生きる」という言葉だけを信じて帰りました。「聞く信仰」、わたしたちにとっても、とても大切なことだと思います。