日ごとの聖書(10月10日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一15:20~28」

つまり、アダムによってすべての人が死ぬことになったように、キリストによってすべての人が生かされることになるのです。

(コリントの信徒への手紙一15章22節)

イエス様はどうして復活なさったのでしょうか。それは福音書の復活物語にあるように、「あなたがたに平和があるように」と伝えるためです。また今日の箇所に書いてあることも、その理由の一つです。

それは、「すべての人を生かす」ということです。最初の人アダムの罪(神さまに食べてはならないと命じられていた木の実を食べてしまった)によって、人間は死に定められていました。

しかしイエス様が自ら陰府(よみ)に下り、そこから人々をいのちへと導かれたのです。そのいのちをわたしたちすべての人がいただくことが、神さまの大きな願いなのです。この言葉は、わたしたちにとって素晴らしい福音です。